妊娠中、葉酸のサプリメンとはいつからいつまで摂取するのが良いのか悩みますよね。
厚生労働省は、妊活中から妊娠初期の時期は、食事だけでなくサプリメントなどを併用して合計400μgの葉酸の摂取を推奨しています。妊娠初期は、赤ちゃんの大事な器官を作っている時期であり、脳や脊髄などの発達にも影響します。
私が助産師として勤務していた頃も、妊娠前から妊娠初期に摂取するように勧めていました。
私自身も、高齢とはいえいつ妊娠してもいいように実際に妊娠する可能性があると感じた時期からずっと葉酸のサプリメントを飲んでいました。
実際に、妊娠に気づく時期にはすでに妊娠週数がすすんでいることがほどんどですので、妊娠に気づいてからでは少し遅れをとってしまいます。
そして葉酸の摂取が推奨される妊娠初期ですが、妊娠11週まで。12週以降は中期に分類されます。私が働いていた頃は、妊娠中期に入ったらサプリメントはやめてしまっていいですとお伝えしていましたが、もし普段の食生活での摂取が難しければサプリメントを継続しても良いと思います。
色々なネットの記事を拝見しましたが、最近では授乳期まで継続的に摂取することを推奨している記事が多い印象でした。私も継続して摂取しようと考えています。
ただし、過剰摂取（一日1000μg以上）を継続してしまうと、副作用などのリスクがあるという研究結果もあるようですので、やはり何事も過剰摂取にならないように注意してたいものです。
ちなみに、葉酸を食事から摂取しようとすると、
葉酸が多く含まれている食材
- 野菜：ブロッコリー、ほうれん草、アスパラガスなど
- 肉類：レバーなど
- 海藻類：わかめ、ひじきなど
レバーは生の方が含有量が多いのですが、場合によっては過剰摂取につながってしまいます。また、妊娠中にナマモノを摂取するのは注意が必要です。
また、つわりが続いていると摂取が難しいですよね。その場合にはやはりサプリメントがお勧めですが、つわりの時期はサプリメントを飲むのさえ辛いもの。
おすすめなのは、できるだけ小さくて少ない量で摂取できるサプリメントです。葉酸のサプリメントは、その他必要なビタミンや乳酸菌など、色々な成分と抱き合わせになっていることが多く、１錠がやけに大きかったりします。
私も数種類試してみたのですが、実際に購入して開封してみないと大きさはわからないことがほとんど。
おすすめの葉酸サプリ
一番粒が小さくて済んだのは、DHCの葉酸。粒が小さい上に、1日１錠。これならばつわりの時期でもなんとか飲める可能性があるのではないでしょうか。
妊娠初期はサプリメントを活用して、中期以降は食事の内容と併せて摂取を考えてみてはいかがでしょうか。
一緒に楽しいマタニティーライフを送りましょう！
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